計画班C01・千葉大学の尾松孝茂教授、公募研究C・大阪公立大学の柚山健一講師らの共同研究グループの論文がAPL Materials誌に掲載されました。
2024.07.08
千葉大学分子キラリティー研究センターの尾松孝茂教授、大阪公立大学の柚山健一講師らの共同研究グループは、粒径100–300 nmの磁性微粒子が高濃度に分散した溶液の液膜に光渦を照射することで、直径数マイクロメートルの単結晶を、狙った場所に精度高く印刷することに成功しました。また、印刷した単結晶はねじれた構造をしており、そのねじれ方向は光渦の回転方向によって制御できることを明らかにしました。これらの印刷技術は、磁性材料のパターニングを可能にするだけでなく、微粒子からの単結晶合成への応用も期待されます。
本研究成果は、2024年6月17日に米国物理学協会が刊行する国際学術誌「APL Materials」 のオンライン速報版に掲載されました。
https://doi.org/10.1063/5.0209114
【大阪公立大HP】 https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-12152.html4