計画研究A03・中嶋琢也教授(大阪公立大)らの論文がNanoscale誌に掲載されました。
2024.11.09
大阪公立大学大学院理学研究科の中嶋教授らの研究グループは、キラル配位子とアキラル配位子からなる金クラスターの合成において、少量のキラル配位子の存在がクラスター中の金原子のねじれ配列を決定することを見出しました。金原子のねじれ配列を経由して、キラル配位子のねじれ構造がアキラル配位子のねじれ構造へと伝搬するキラル増幅機構を実証しました。
本研究成果は、2024年10月28日に学術誌「Nanoscale」(Chiral Nanomaterials特集)にオンライン掲載され、2024 Nanoscale HOT Article Collectionに選定されました。
https://doi.org/10.1039/D4NR03810J