計画班C01・千葉大学・尾松孝茂教授、インド工科大学ビライ校Praveen Kumar助教、デューク大学Natalia M. Litchinitser教授らの論文がAPL Photonics誌に掲載されました。

2024.04.08

計画班C01・千葉大学・尾松孝茂教授、インド工科大学ビライ校Praveen Kumar助教、デューク大学Natalia M. Litchinitser教授らの論文がAPL Photonics誌に掲載されました。

千葉大学分子キラリティー研究センターの尾松孝茂教授、インド工科大学ビライ校のPraveen Kumar助教授、デューク大学のNatalia M. Litchinitser教授らの共同研究グループは、アゾポリマーに光の準粒子状態と呼ばれる光スキルミオンを照射することで、光スキルミオンの偏光の渦構造(スキルミオン構造)を物質に直接転写できることを実証しました。この結果は、スキルミオンのような準粒子を様々な物質に光で生成、消滅、操作できる可能性を実証し、物性物理学の新たな知見を与えるものです。
本研究成果は、2024年4月1日に、学術誌「APL Photonics」にオンライン掲載されました。

https://doi.org/10.1063/5.0192239