大阪公立大学大学院工学研究科 加藤 彰人特任研究員と余越 伸彦准教授らの論文がPhysical Review B誌に掲載されました。
2024.09.04
大阪公立大学大学院工学研究科 加藤 彰人特任研究員と余越 伸彦准教授は、キラル誘起光学効果の微視的起源を解明するため、分子の電子状態のキラル部分を抽出する理論的手法を開発しました。また、数値計算により双円偏光による高次高調波が分子のキラル識別に有効であることを示し、その起源を本手法を使った解析により明らかにしました。
本研究成果は、2024年8月30日(金)、米国物理学会の学術誌「Physical Review B」のArticlesオンライン速報版で公開されました。
https://doi.org/10.1103/PhysRevB.110.085308