計画研究C01班 尾松孝茂教授らの論文が、ACS photonicsに掲載されました。

2024.11.11

計画研究C01班 尾松孝茂教授らの論文が、ACS photonicsに掲載されました。

千葉大学尾松孝茂教授の研究グループとデューク大学のNatalia M. Litchinitser教授らの共同研究グループは、光ホプフィオンを集光照射し、その偏光の渦構造をアゾポリマーに転写することで、光ホプフィオンの偏光の3次元渦構造を表面レリーフとして可視化すること成功しました。転写されたアゾポリマーの表面には、光ホプフィオンの偏光の入れ子構造を反映した半月状の凹凸構造が形成され、光ホプフィオンの位相変化に対応した偏光の結び目構造がレリーフとして可視化されています。 この成果は、光によってホプフィオンのような三次元準粒子をさまざまな物質に生成できる可能性を示唆し、物理学や材料科学における新たな知見をもたらします。
本研究成果は、2024年11月9日(現地時間)に学術誌ACS photonicsに掲載されました。

https://doi.org/10.1021/acsphotonics.4c01547