公募研究B・井村考平教授(早稲田大学)らの論文がNano Letters 誌に掲載されました。

2025.01.08

公募研究B・井村考平教授(早稲田大学)らの論文がNano Letters 誌に掲載されました。

早稲田大学理工学術院の井村教授らの研究グループは、金ナノプレート近傍で光キラル場が増強すること、その空間特性がナノプレートに励起される電子の定在波と関係することを見出しました。また、光場の立体的可視化から光の局在性とねじれの伝播特性に違いがあること、理論計算によりその物理的起源を明らかにしました。これらの成果は、キラル分子の高感度検出など光キラル場の応用につながると期待されます。
本研究成果は、2024年12月20日に学術誌「Nano Letters」にオンライン掲載されました。

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.nanolett.4c05151